ほくろ・刺青治療について

刺青切除

刺青(入墨)について~警鐘

最近は、ファッション感覚で刺青(イレズミ)を肩や腕などにいれている若者が目立ちます。
『簡単にレーザーでとれる』と安易に考えていれたり、『何らかの証しとして一生消さない決意』をもって刺青を入れることも多いようです。
また、刺青(入墨)を消したいと思う時期は、就職や結婚、また子供とお風呂やプールに行くタイミングの方がほとんどです。いれるのは簡単ですが、消すのは大変な労力と費用がかかることも十分理解して決断してください。

刺青切除による刺青除去~分割切除・局所皮弁法

Close up of beautician using laser epilation device while woman with tattoo on her leg sitting on daybed in beauty salon

刺青の色で、緑色や黒色などはレーザーで消したり、薄くすることは可能ですが、その他の色(特に赤や黄色)はレーザーで消すことが困難な場合があります。この場合には刺青切除による刺青除去が適応です。ただ、切除といっても形成外科・美容外科における特殊縫合法を使って施術しますので、傷跡はほとんど目立たなくなります。
その1つが分割切除です。2~3回に分けて刺青を少しずつ切除すると傷の長さも大きくならず、最小限の傷で刺青除去を達成します。傷の幅も1㎜程の1本の線になりますし、色もほぼ肌色になりますので、目立ちません。また、皮膚に余裕のない場所に刺青を入れている場合は局所皮弁法を使って刺青を1回で切除することも可能です。
レーザー治療は手軽である反面、最低でも3~5回(場合により10回以上)の照射が必要で、治療期間が長くかかってしまいます。どうしても短期間で治療を済ませたい方にも刺青切除による刺青除去は適応です。

施術の流れ

STEP
患者様の年齢、除去箇所、深さ、色などで、取れるのか、薄くなる程度なのかを判断し、適切な施術方法を提案いたします。
STEP
施術方法や治療期間、費用について十分なお理解をいただいたうえで施術日程を決定いたします。

※アフターケアと注意事項
もしも術後にどうしても気になることがございましたら、遠慮なく当クリニックまでご相談下さい。
施術を受けられた方々の立場になり、万全で安心のアフターケアをアドバイスいたします

ほくろ切除

刺青の切除と同様に対象となる箇所の皮膚を切り、取り除いた後縫合する手術方法です。
特殊縫合法を用いるため傷跡はほとんど目立たなくなります。
膨れ上がったほくろに特に効果のある手術方法となり、イボの切除も可能です。

ほくろ・刺青除去手術の副作用・リスク

痛み・内出血・発赤・熱感・痒み・瘢痕・色素沈着・色素脱着等